2024年よさこいソーランもうすぐ!創設者長谷川岳は辞職するか?

集団で踊る 注目の人物

2024年。北海道の初夏の風物詩となったよさこいソーラン祭りがもうすぐ開幕します。

すっかり地元になじんだこのイベント。

現在では北海道だけではなく日本全国はたまた海外からも参加者が集う「よさこいソーラン祭り」は、ただいま世間をにぎわせている参議院議員の長谷川岳氏が創設したものだということはご存じでしたか?

今日は、よさこいソーラン祭りと長谷川岳氏との関係と、そして議員辞職はあるのか考えていきたいと思います。

よさこいソーラン祭りの創設者はあの長谷川岳だった

2024年のよさこいソーラン祭りは、6月5日水曜日に開幕します。

よさこいソーラン祭りの期間中で最も盛り上がりを見せるのは何といっても土曜日と日曜日の、札幌市内全域に散らばる会場で参加チームの踊りが繰り広げられる場面。それから、審査を経て各賞の受賞団体が決まるファイナルですよね。1992年に始まったこの祭りは、現在では踊り手が約3万人、観客は約200万人にも達する祭りとなりました。

よさこいソーラン祭りを1992年に始めた人物は、なんと、長谷川岳参議院議員です。

長谷川氏は、現在、地元の自治体の職員への威圧的な言動(パワハラ)疑惑や、客室乗務員への
カスハラの目撃情報などが次々に明らかにされて大きな批判を集めている人物です。

長谷川氏がよさこいソーラン祭りを創設するきっかけとなったのは、彼が北海道大学2年の時だったそうです。

母親ががんを患い、兄が医師として勤める高知県の病院へ入院、長谷川氏はその看病のために高知県を訪れ、本場の「よさこい祭り」を見物して感動したのです。


「このような光景を北海道でも見られたら…」と思い立ち、1991年(平成3年)の12月、仲間を募って5名で「YOSAKOIソーラン祭り実行委員会」を設立、高知県の「よさこい祭り」と北海道の「ソーランぶし」を融合させた「YOSAKOIソーラン祭り」として企画しました。


そして、わずか半年後の1992年(平成4年)の6月に道内16の大学・短大の学生実行委員150名を集結させて、第1回のYOSAKOIソーラン祭りを開催したのです。

とても短い期間で祭りを企画して実現させる力があったのですね。学生時代から行動力には素晴らしいものがあったのだと思います。


さらに祭りが停滞気味に思えた第3回以降には、企業や自治体に働きかけて巻き込みながら祭りを大きく育てたということです。

確かに、YOSAKOIソーラン祭りは今ではスポンサーやボランティアの人たちの層もかなり厚いお祭りになっています。

話題は現在に戻りますが、長谷川岳氏は2024年5月29日にはついに参議院地方創生・デジタル特別委員会の委員長を辞任しました。

野党側から長谷川氏が委員長を続けるのであれば、これ以上の法案の審議はできないという主張を突き付けられ、結局は自民党の決定により降板させられたのです。

よろしければ、長谷川氏が河野太郎デジタル担当大臣に自虐ネタで切り込んだ話

「長谷川岳の辞職はあるのか?それとも自虐で乗り切ったのか」もご覧になってください。

よさこいソーラン祭りの季節に長谷川岳は議員辞職するのか

長谷川氏は、参議院地方創生・デジタル特別委員会の委員長を辞任しましたが、2024年5月29日現在は、国会議員の辞職や自民党の離党は否定しています。

北海道新聞によると、長谷川氏はパワハラ等の指摘に対して「猛省している」として、

問題が報道された3月以降で、今後、新たな問題が出てきた場合に議員辞職する覚悟があるかを問われると、「そのように受け取っていただいて結構だ」と述べた。

引用:北海道新聞

ということです。

各メディアや自治体が調査を続けているので、問題が新しく発覚して長谷川氏が議員辞職する可能性は十分にありそうです。

ところで、長谷川岳氏は地元の自治体職員から人脈を重宝されていたということはご存知でしたか?よろしければ「長谷川岳の人脈が頼りだった?地元の自治体職員が長谷川岳に気を使っていた理由とは」の記事もご覧ください。

長谷川岳が有権者に議員辞職を求められる理由はこれだ

長谷川氏が参議院地方創生・デジタル委員会の委員長を辞任したことは一つの区切りになるかもしれませんが、さらに参議院議員を辞職しろという声があるのは、何といっても、地元の自治体職員の

長谷川氏のための出張に莫大な金額の税金が使われていたというのが理由です。

長谷川氏に面会するための北海道職員の出張が、5年間で延べ1488回で、旅費は1億2387万円かかっているというのです。

引用:北海道新聞

しかも、莫大な出張費公費をかけて長谷川氏のもとへ足を運んでいたのは、北海道職員だけではありません。

札幌市職員や、北海道内のそのほかの都市の職員も、長谷川氏の要求に応じて頻繁に説明に出向いていたということです。

SNS上などには、「税金を返還して辞任しろ」などという声が多数あります。

威圧的な言動が批判されるはもちろんのことですが、税金がこのように職員の出張に使われていたということに対して有権者が怒りを覚えるのは当然だといえそうですね。

辞任後の後任はどうなる?

長谷川岳氏が議員辞職に追い込まれたとして、補欠選挙は年間2回(4月と10月)しか行われないので、辞職の時期によっても変わってきます。

以下の表が、2022年に行われた長谷川氏が当選した際の選挙結果です。

選挙の立候補者の表
引用:読売新聞オンラインhttps://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/YE01XXXXXX000/

この時に惜しくも落選した方々を中心として選挙戦が」繰り広げられることになるのでしょうか。

今後の動向から目が離せませんね。

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