越智ますみ選手は、パリオリンピックのカヌー競技出場を目指す注目の選手です。越智ますみ選手とはどのような人物なのでしょうか。本日は、越智ますみ選手のプロフィールなどについて深掘りしてみたいと思います。どうぞ最後までお読みください。
越智ますみプロフィール医師免許を持つアスリート
それではさっそく越智ますみ選手のプロフィールをまとめてみます。
- 名前 越智ますみ
- 生年月日 1997年10月30日(26歳)
- 出身地 北海道
- 学歴 北海道大学医学部卒
- 所属 大分県カヌー協会
- 資格 医師免許
そしてこちらが2023年の主な成績です。
4月 スラローム日本代表選考会(カヤックシングル) 9位
5月 スラロームジャパンカップ第1戦(岡山) 4位
6月 スラロームジャパンカップ第2戦(青森) 優勝!
8月 スラロームジャパンカップ第3戦(岩手) 5位
9月 スラロームジャパンカップ最終戦(山口) 4位
10月 鹿児島国体成年女子スラローム・カヤックシングル 15ゲート4位、25ゲート5位
越智ますみ選手がカヌーを始めたのは、大学に入学してからです。
北海道出身であり、北海道大学を卒業していますが、現在は大分県カヌー協会に所属している選手です。
2023年に医師免許を取得している越智選手。
母親は脳神経外科医であり札幌市内でクリニックを開業しています。
越智ますみ苦難を乗り越えてオリンピック出場を目指す
越智ますみ選手は、大学5年の時にうつ病になったと明かしています。
越智選手の大学5年の時というのは2020年です。新型コロナの感染拡大により世界中が大きく変化した年でした。
学業では病院での実習があり患者さんと向き合う日々、それに対し、部活のカヌーやプライベートの外出などは制限のためにできなくなってしまう。まじめな性格ゆえなのか「自分は何もできない」と自分を責める気持ちが大きくなり、苦しい時期を過ごしたといいます。
202年の春から約一年間大学を休学しています。
その間に有望な選手をさがしていた大分県カヌー協会から声を掛けられ、大分でカヌーができることとなりました。
2022年の春には住所を大分に移し、さらには大学にも復学。試合のために全国各地を回りながら、大学での実習にも参加するという多忙な生活をやりくりしてきました。
そして医師免許を2023年に取得しています。
越智ますみのここに注目
越智ますみ選手のモットーは、あくまでも結果や成績を第一に求めるのではなく競技の楽しさや本質を突き詰めることにあります。その延長線上にオリンピックや世界大会があるということです。
まずは精一杯楽しみ、納得いくまで技術を磨いていくということですね。
「自分の可能性に時間をかけてもいいと思っている。やり切った先に医学の道がある」といい、今はカヌーに人生の全てを費やす覚悟でいます。
現在は、選手の育成や練習環境などが整っている大分県でカヌーを続けている越智選手です。
越智選手がカヌーに出合ったのは北海道大医学部に進学した2016年の4月、カヌークラブに入部した時でした。
それまでのスポーツの経験は、中学3年間でバスケットボールをしたことくらいだったといいますが、好奇心旺盛な越智選手ははカヌーに没頭したそうです。
「五感を刺激する。水の感覚だけでなく冷たさや温かさ、匂いなどが伝わり、その中でこぐのが楽しかった」と語ります。
挑戦を繰り返していくことでどんどん進化できるということなのでしょう。このような姿を見て励まされる人はたくさんいるはずです。ご自身が心から楽しみながら競技を突き詰めていってほしいですね。
これからの越智ますみ選手の活躍が楽しみですね。応援していきたいです。
よろしければ、パリオリンピックOWS(オープンウオータースイミング)に出場する蝦名愛梨選手を紹介した記事「蝦名愛梨選手 2024年パリオリンピック オープンウオータースイミング(OWS)日本代表」もご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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