【体験談】近所トラブル!4日前に納車された新車に傷が!最大限のできること

驚いた女性 生活

納車されたばかりの新車に傷がつけられている!こんなことがあったらどうしますか。
いえ、新車であってもなくても、悔しい思いは同じかもしれません。

今回は筆者が体験した、4日前に我が家に来たばかりの新車に起こった出来事です。
このような時にできる、最大限のことを考えてみたいと思います。

何があった?

 
4日前に納車された我が家の新車に傷を発見したのは外出先でのことでした。
警察への相談はひとまず帰宅してから行いました。車に塗料が付着しており、その色などから自宅のマンション駐車場での出来事だろうと仮定してのことでした。付着している塗料の色が、マンションの駐車場で隣に停めている車と同じ色だったからです。外出先からではなく、自宅に戻って隣の車の状態も見てからのほうがいいだろうと考えました。

管理会社に相談→警察へ

隣の車との状況は?

自宅に戻って、隣に停めている車との位置関係を見てみると、やはり先方の運転席のドアを開ければ、ちょうど我が家の車の傷がついた部分に一致するように見えます。そして(相手の車の)その部分の塗料が剥がれています。

先方に確認するも

隣に車を停めている住人とは、顔は知っているが名前は知らない(少なくともこちらは)、顔を合わせれば挨拶をするという程度の関係でした。生まれたての赤ちゃんを抱えていたのを見た時には、筆者から「おめでとうございます」と言ったこともありました。

名前も部屋の番号も知らないので偶然会うまでは連絡のしようがない。
ダメ元でマンションの管理会社にきいてみましたが、やはり「教えることはできない。警察に相談してほしい」と断られました。

やはり警察に相談です。110番ではなく一般の警察の電話番号にかけてみました。
警察官は間もなくマンションの駐車場に来てくれました。時間はかかりましたが、こちらに知られないように相手の部屋番号や名前を調べて(車庫証明などを署に照会したと思われます)、在宅していた先方の部屋のチャイムを鳴らし事情を説明し、心当たりがないか確認してくれました。
夜だったにも関わらず先方は小さい子供3人を含めた家族総出で駐車場に現れ、お祭り騒ぎに。
言い分としては、
「覚えていない」「やっちゃったかもしれないけど…」という感じで、否定はしないがぶつけたとは認めない。
傷の位置関係から見てもその一家の車に間違いない状況ではありましたが、警察もその家族がやったと断定することはできないようでした。
理由は

  • 相手がぶつけたと認めたわけではない
  • こちらが車の傷に気づいたのが外出先でだったため、外出先でやられた可能性も否定はできない

ということです。
非常に悔しいのですが、これ以上はどうにもならないのかもしれません。

対策としてのドライブレコーダーは現実的ではない?

我が家の新車はドライブレコーダーを搭載している車ではあったものの、その時は、この車を迎えてまだ4日目で、ドライブレコーダーを扱った経験はなかったので戸惑いました。
初期設定では運転中に衝撃を感知した場合に作動するようで、今回の出来事は記録できていませんでした。
駐車中にも録画できるように設定するとバッテリーの消耗が激しいので、現実的ではないようです。
※月日とともに性能が変化しているかもしれないので、後日調べてみたいと思います。

その後に取った対策

この件では泣き寝入りをすることになってしまいましたが、再度やられないようにするために、駐車位置を相手方と離してもらいたいと考えました。

怪しい人の行動観察

我が家の場合は、疑わしいのは隣に車を止停めている住人(家族)だったので、比較的簡単でしたが、それからは相手の行動を観察しました。
先方の家庭は子供が3人いて、マンションの敷地にちょっとした遊び場もあることから、親子共々見かける回数がもともと多く、観察はしやすかったのです。ただ、筆者が自宅にいて駐車場が見えるという位置関係ではないので、時間のある時に車が見える位置に行ってみるとか、自分が外へ出たついでに車やその周辺をチェックして回るとか、そのような感じで見ていました。
夏休みの期間だったこともあり相手の家族の動きは活発で、きっかけをつかむのに時間はかかりませんでした。

ワイルド!

数年間も駐車位置がとなり同士だったけれど、よく観察しているとびっくりすることがたくさんありました。
とにかく出入りが激しい。小さい子供3人に、コロナ禍で在宅勤務だったのか、パパさんも不在にしている様子がなく、(なかなかのイクメンぶりで)夫婦総出で遊んであげたり送り迎えしたり活発な家族でした。

わりと規模の大きいマンションの駐車場(60台ほど収容)で、車のトランク(ラゲッジスペース)を開けっ放しにして、自由に乗り降りして座席に入ったり出たりして車で遊んでいるのです。靴を外(駐車場の地面)に置いたまま、子供も親も。そこからまた出てきて靴を履いて遊具のある遊び場の方へ走って行ったり。
空いたままのトランクをベンチのようにして腰かけて何か食べたりもしています。子供も親もです。
キャンプ場とかの光景というならわかりますが、ここはマンションの駐車場です。我が家の新車も隣に停まっている状態でです。

第二のトラブルがいつ起こってもおかしくありません。
先代の我が家の愛車もこんな危険な状態だったのかと、恐ろしくなりました。

車と車の間に

何度か見ているうちにすぐに事は起こりました。
買い物のために筆者が駐車場を通りかかったところ、隣の車のパパさんが見えたので念のため様子を見ていました。
パパさんと子供が車から降りてきました。さらにパパさんは、車から降ろしたベビーカーを我が家の車との間で組み立てました。そして車のドア(スライド式ではない)を開けて、寝ている子供を抱き上げて車から出してベビーカーに乗せ、我が家の車との間をベビーカーを普通に押して、通り抜けました。ベビーカーも、車のドアもいつ我が家の車にぶつかっても不思議じゃない状況です。

ぶつけた

あーあ、でもこれだけでは何も言えないかな。
と思っていたところ、パパさんが、背負っているリュックを振り向きざまに我が家の車にぶつけました!「ゴン」という音がしました。

筆者はパパさんのところに行き、
「今、ぶつけましたよね。この前あんなことがあったのに…。ベビーカーだって、普通、他人の車との間を通したりしないですよね」と言いました。
パパさんは、
「あ、すみません。(車)新しいんでしたよね」と謝りましたが…
新しいとか古いとかいう問題でもありません。

車への認識が異なる?

短期間ですが観察していて気が付いたのは、先方の家族は車に対する認識が違うということです。
まるで自転車などのように、少しくらい接触してもいいと思っているのでしょう。

我が家では、先方よりずっと前から子育てしていますが、子供にひとりでドアの開閉をさせることはありませんでしたし、現在もしていません。自宅でも外出先でも隣に車がある時は、必ず親が隣の車との間に立ったり手でドアを押さえたりします。押さえていなければ、風にあおられたドアが隣の車にぶつかることだってありますからね。

記録を取る

観察をして気が付いたことはメモを取ってきました。役に立つかどうかは別としても、日時も状況も書いておくようにしました。管理会社に伝えるとしてもあいまいな「先日も~」というよりも、具体的に「〇月〇日の〇時頃」と言うほうが真剣に聞いてもらえるはずだからです。

撮影には注意が必要

ここでひとつ注意点があります。
スマホで手軽に写真や動画の撮影ができる現代ですが、相手の了解なく撮影や録音をすることは避けなければいけません。それを証拠にしようとしても、場合によってはこちらが不利になってしまうことも考えられます。
なので、しっかりメモを取るのが最適だと思います。

マンションの管理会社に位置の変更を依頼

どうしても駐車位置が隣同士のままでは困るので、離してもらいたいと考えました。
しかし我が家の(マンション敷地内の)駐車位置は気に入っていて、我が家の駐車位置は移動したくありませんでした。
少し迷いましたが、管理会社に思い切って相手の位置を変えてもらえないかを打診することにしました。その際に役に立ったのが行動の観察とその記録でした。それを管理会社に伝えて位置の変更をお願いしてみました。
管理会社からは即OKというわけではなかったですが、後日に返事をもらい無事に希望をかなえてもらうことができました。

自分に非がなければ、相手の位置を変更してもらうことだってできる
お願いしてみてよかったと思います。

悔しいけれど

車は人生の中でも大きな買い物ですし、各自の資産の中でも大きな割合を占める高額のものですが、
屋外に置いている場合には完璧に守ることは難しいです。
新車を購入したディーラーに見てもらいましたが、ついてしまっているの塗料は消してもらい(サービスで)、傷は直すことなくへこんだままになっています。さびが出てくるような傷ではないそうなので夫の判断でそのままになりました。


今回の件では、ドライブレコーダーのことをもっと先に知っていればよかったとか、隣の車の一家がどんな人達なのかを事前に知って対処できていればよかったという悔しさはあるものの、その後にもできることはあるので、やってみました。どなたかの参考になればと思います。お読みいただきましてありがとうございます。

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